鳥栖U-18からトップ昇格、開幕スタメンを狙うMF石川啓人=沖縄県の読谷村陸上競技場

■「開幕スタメン取る」

 鳥栖U-18から昇格した。前線でボールをキープできるドリブラー。昨季2種登録でJデビューし2試合でピッチに立っているが、今季はプロとして「まずメンバー入りしてスタメンを取る。自分が点を取ってチームが勝てるようにしたい」と闘志をみなぎらせる。

 福岡県出身の18歳。「おもちゃよりボールが好きだった」3歳のころ、三つ年上の兄の背中を追って地元のスポーツ少年団に入団した。小学3年の時、鳥栖U-12のセレクションに合格。以後、着実に力をつけ、世代別の日本代表に選ばれるまでに成長した。

 ユース時代は大きなけがに見舞われたこともあったが、くじけることはなかった。鳥栖U-18では主将としてチームをけん引、プリンスリーグ九州復帰に導いた。

 ボール保持力に加え、得点能力や展開力もあり、トップ下やサイドハーフでのプレーを得意とする。本格的にプロとして活動する今季は「疲労をためてはいけない」とストレッチなどに割く時間を増やし、コンディション調整に余念がない。

 プロとしてはルーキーだが、クラブでは今年は10年目の節目にあたる。「ユース出身者が出ることで、後輩たちも目標にしてくれるはず。自分がやらないといけない」と自身の役割も自覚する。

 「まず1点取って勢いに乗りたい」。将来を嘱望されるクラブの期待の星として、強い決意を胸に走り出す。

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