「文化を発信する町・有田にすることを考えることも大切」と話す長谷川武雄さん

■アート、技術、流通の将来像語る

 佐賀大肥前セラミック研究センターのキックオフ講演会が22日、佐賀大有田キャンパスであった。諫早市の陶磁器工房代表の長谷川武雄さんら3人が、アート、技術、流通の3分野で焼き物を巡る環境や将来像を語った。

 長谷川さんは目標を達成するための計画」と広義のデザインを説明し「他産地を気にすることなく、5年後、10年後を考えた有田のデザインを考えることが大切」と話した。このほか、北條純一九州大名誉教授が陶磁器からファインセラミックスに続く技術発展の歴史を解説。田村善弘長崎県立大准教授が韓国の陶磁器産業について紹介した。

 研究センターは日本遺産に認定された肥前窯業圏の発展を学術的な側面から支援しようと、4月に有田キャンパスを拠点に開設した。「プロダクトデザイン・アート」など3部門を研究対象に、今後も講演会や体験型イベントを企画する。

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