環境省と大分県は25日、北九州市の門司港で陸揚げし、大分県中津市の運送会社に陸送されたコンテナから南米原産の強毒アリ「ヒアリ」約20匹が見つかったと明らかにした。ヒアリ確認は7都府県となった。全て働きアリで、繁殖につながる女王アリや幼虫は確認されなかった。会社敷地や周辺で新たなヒアリは発見されていない。

 福岡市は25日、九州で初めてヒアリ数十匹が21日に確認された博多港で、少なくとも約50匹が新たに見つかったと明らかにした。当初発見されたヒアリは約40匹であることも分かった。

 大分県などによると、ヒアリが確認されたコンテナは中国広東省の港から門司港に搬送。16日に陸揚げされ、ヤード内で一時置かれた。20日に中津市の運送会社へ車両で運ばれ、会社関係者がコンテナを開けた際、入り口近くで約20匹を発見。その場で全て駆除した後、環境省がヒアリかどうか確認を進めていた。

 北九州市はこのコンテナを運んだ船からはほかに78個のコンテナが門司港に陸揚げされたが、大半の搬送先は分かっていないと明らかにした。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加