■人手不足解消せず

 佐賀労働局が30日発表した佐賀県の4月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0・05ポイント上昇して1・22倍だった。単月では今年1月に記録した1・19倍を上回り、1963年の調査開始以来、最高値となった。

 有効求人数は前年同月比8・4%増の1万8744人、有効求職者数は3・5%減の1万6709人だった。正社員の有効求人倍率は0・14ポイント増の0・71倍となっている。

 新規求職者数は前年同月比4・7%減の4993人で、新規求人数は15・1%増の7010人。主要産業別の新規求人数は、運輸郵便が33・7%増、製造が30・6%増、サービスが27・3%増と大幅に伸びる一方、宿泊飲食サービスは6・3%、建設は0・5%いずれも減少した。

 佐賀労働局は企業の人手不足について「次の仕事が決まってから転職する人が多く、求職者の減少も影響している」と分析。今後の見通しは「緩やかな景気回復が続き、しばらくは高い水準で推移していくとみられる」としている。

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