真剣な表情で木炭や鉛筆を走らせ、デッサンに取り組む高校生=佐賀市のメートプラザ佐賀

5種類のモチーフを組み合わせ、濃淡の鉛筆を使い分けながらデッサンに取り組む高校生たち=佐賀市のメートプラザ佐賀

 「第55回県高校デッサンコンクール」(県高校文化連盟美術・工芸専門部主催)が、佐賀市のメートプラザ佐賀などで開かれた。石こうの部は中野百合香さん(佐賀北3年)、静物の部は中越和香奈さん(有田工2年)が、それぞれ1席の県高校文化連盟賞を受賞した。

 コンクールは石こうと静物の2部門で実施し、前回を大幅に上回る県内34校313人が参加した。石こう部門は作家モリエールの胸像を、静物部門は牛乳パックや軍手など5点をモチーフに、デッサン力を競った。

 生徒たちはそれぞれのモチーフをじっくり観察しながら、真剣な表情で木炭や濃淡の鉛筆を使い分けてデッサンに取り組み、約4時間かけて入念に作品を仕上げていった。

 近年では突出した参加者数となった背景について、塩田工高教諭の杉光政実さんは「2年後の全国高校総文祭を見据え、生徒による実行委を立ち上げたことで主体性や意欲が高まったようだ」と話していた。

 現在、佐賀市の県立美術館で個展開催中の池田学さんも佐賀北高1年生の時に、同コンクールで1席を受賞している。

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