中元商戦に向けて売り出した一口サイズのようかん「昔ひとくち」のセット=小城市の八頭司伝吉本舗

 佐賀を代表する銘菓、小城ようかんの老舗「八頭司(やとうじ)伝吉本舗」(小城市、八頭司博社長)は、一口サイズのようかん「昔ひとくち」を詰め合わせた贈答用の新商品を発売した。「棹(さお)」と呼ばれる長方形のようかんの消費量が低迷する一方、小売り主体の一口サイズの販売は近年伸びており、中元商戦を通して「薄くて小さく、手軽に」とアピールしている。

 同社のブランド商品「昔ようかん」を小さくカットした。伝統製法で表面を砂糖で覆い、「歯ごたえのあるようかん」として親しまれており、大人が一口で食べられるサイズ(2×3×1・5センチ)にして5年前に商品化。「昔ひとくち」との名称で、あずき、抹茶、白あんを個別に包装し、袋詰めしたところ、売り上げが伸びているという。

 手に取りやすいことから世代を問わず人気といい、新商品は2個入りの袋を10袋ずつ化粧箱に詰め、1404円で販売している。

 同社によると、和菓子の消費量は右肩上がりだが、ようかんに限れば低迷が続いているという。八頭司勲専務は「一口サイズは伸びしろがある。ようかんの新しい需要を開拓したい」と話す。

 贈答用「昔ひとくち」は小城駅通り本店など県内5店舗で販売。問い合わせは電話0952(73)2355へ。

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