武雄高書道部員に教わりながら書道を体験する海外の学生=武雄市の武雄高

 ライオンズクラブの国際事業で世界各地から来日した学生が24日、武雄市の武雄高を訪れた。12カ国の学生16人が、書道や茶道、少林寺拳法などの部活動を見学、体験し、日本文化と生徒との交流を楽しんだ。

 海外の学生のほか、昨年までに同事業で海外でホームステイした日本の学生も来校した。同校書道部は「空」「花」「海」などの字を筆で書く体験をサポート。来日学生は、書道部員が用意した手本を見ながら慎重に筆を運び、何枚も書いて満足いく作品を仕上げていた。また茶道部では、部員がたてた茶と菓子を味わい、「アールグレイのような苦味がおいしい」といった声も上がった。

 インドネシアの大学生フィルベルタ・ウィビソノさん(20)は「秋や冬がある日本に来てみたかった。書道は、一筆一筆で字全体のバランスが変わっていくのが面白かった」と笑みをこぼした。書道部1年の松瀬綺粋さん(15)は「海外の人と交流できる機会は少ない。言葉の壁もあったが、ジェスチャーで分かってくれた」と喜んでいた。

 学生らは同クラブの世界的な夏季研修事業に参加し、九州各県でこれから約1カ月のホームステイに臨む。今回の訪問はホームステイ前の研修旅行の一環で、昨年に続き同校が協力した。一行は27日まで、武雄市を拠点に有田町の九州陶磁文化館や長崎の原爆資料館などを訪れるという。

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