三養基郡上峰町は30日、6月9日開会の定例議会に提出する一般会計補正予算案を発表、昨年12月と今年2月に否決されていた小中学校給食費無料化の予算3286万円を計上した。

 武広勇平町長は定例議会に先立って7日に全員協議会を開き、説明と意見調整の場を設ける。否決後の3月の町長選で公約に掲げ当選しており、議会の判断が注目される。

 小中学生がいる家庭を対象に約880人を見込み、7月からの8カ月分(夏休みの8月を除く)を予算化した。武広町長は議会への説明を終えるまでコメントを控えたいとしている。

 学校給食費の無料化を巡り町議会は、昨年12月議会で1~3月分の予算1100万円を盛り込んだ補正予算案を否決、改めて4月から1年分の予算4200万円を組んでいた骨格の当初予算案も否決した。急きょ臨時議会を開き、無料化関連分を予備費に回し当初予算案を可決した。

 今回の補正額は5億753万7千円で、補正後総額は前年度同期比33・41%増の114億6522万9千円。主な事業はふるさと納税PR広告料1億3085万円、鎮西山へのツバキ植樹などの業務委託料247万円。老朽化や交通網再編に伴う通学福祉バスの車両更新などに2682万円を計上し、関連予算として19年度までの債務負担行為4650万円も追加した。

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