学校裏手の海辺でアオサを収集する環境部の部員たち

 環境部(長谷川健介部長、10人)の部員たちは、学校の眼下に広がる海を舞台に活動する。8年ほど前、当時の部員が大量に打ち上げられるアオサを見て、「有効活用できないか」と思案。以来、同部ではアオサを採集して堆肥として活用する調査や研究を続けている。

 アオサを堆肥にした土でハツカダイコンを育てると、他の堆肥と比べ辛み成分が強く出た。虫が付きにくく、食害を防ぐ効果もあることがわかった。活動内容や成果を話す部員たちは、研究者さながらの表情だ。玄海町内の海や川で貝類を調査してリストを作成したり、水質を調べたりと活動領域も広げている。

 調査や研究は、間違いがあれば最初からやり直したり、欠かさず記録を付けたりと大変なことも多い。それでも副部長の古賀美咲さんは「結果が出なくても、あきらめず継続していくことが大事だと学んだ」と話す。今後も取り組みや思いは後輩たちが引き継いでいく。(ミナミ)

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