53キロの超軽量相撲部員、坂本亜燦斗さん。「体が小さくても勝てると証明したい」と奮闘する=玄海町の唐津青翔高

相撲部らしからぬ細い体だが、力こぶはこの通り!「体づくりが楽しい」と日々筋トレに励む

■体の小ささ武器に

 唐津青翔高で唯一の相撲部員。彼を探すのは結構難しいかもしれない。なぜなら…相撲のイメージを覆す、細マッチョ男子だからだ。1人で部の存続を支える坂本亜燦斗(あさと)さん(17)=3年=は、体重53キロの“ウルトラライト力士”なのだ。

 体重別階級で最も軽い「80キロ未満」級の出場選手たちと比べても、坂本さんは「一番細い」。小柄な体での戦いはハンディが大きいかと思いきや、そうではない。体格差を生かして「相手の下に潜り込み、足取りで決める」スタイルを極めることで、体の小ささは武器になるという。

 実は2年生の春まで卓球部員だったが、顧問の轟木信之介先生からの熱烈な勧誘を受けて転部。当初は相撲が「大嫌い」で練習もサボりがちだったが、今では「相撲を取る瞬間が一番楽しい」と思えるようになった。筋トレで身につけた全身の筋肉に、周囲から「体変わり過ぎ!」と驚かれることも珍しくない。

 9月に宮城県で開催される全国大会へ出場予定。「1勝をつかみ、小さい体でも勝てることを証明したい」と闘志を燃やす。(マキ)

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