多久市重要文化財の「森家住宅」に幼い頃住んでいた森佐和子さんと伝来の雛飾り「御殿飾り」(右)=多久市西多久町

 多久市重要文化財でくど造りの古民家「森家住宅」に伝わる「御殿飾り」などを飾った「森家のひなまつり」が、同市西多久町の同住宅で開かれている。段飾りのほかに、西多久女性学級が手作りしたひな人形など約200体が、古民家を華やかに彩っている。5日まで。

 西多久町では桃の花が咲くこの時期に、ひな人形を飾る風習があったという。「御殿飾り」はきらびやかに細工された御殿の中に、内裏雛と三人官女を並べたシンプルなひな飾り。

 同住宅が生家だった森佐和子さん(67)によると、「大正時代から昭和初期の時代から家で飾るようになった」と、家族から知らされたという。

 ひなまつりでは、女性学級メンバーによるさげもんの展示や、地元工房による手作り灯籠などを並べている。問い合わせは西多久公民館、電話0952(75)2205。

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