九州新幹線長崎ルートの概要

 杵島郡大町町は町の南北を二分する形でJR佐世保線と国道34号が走っている。新幹線計画に対しては、運行列車数が増え、踏切での交通遮断に拍車がかかる懸念から、線路の高架化やフル規格を求める声が以前から上がっていた。

 町を東西に走る佐世保線は約4キロで、8カ所の踏切がある。現在は一日に普通列車30本、特急列車32本が通過している。新幹線運行に伴って長崎へのルートは佐世保線経由が中心になるため、現行の62本は126本に増えると説明されてきた。

 ただ、この増便数は以前からJRなどが説明してきた数字で、リレー方式導入で新たに計算された数字ではない。開通までに大町-高橋駅間が複線化されることを含め、ダイヤ決定は先の話で、大町町を含め、佐世保線の運行状況はまだ不透明だ。

 以前の町内の新幹線に対する意見は、区長会は「線路を高架化しなければ反対」、議会は「フル規格」、町は「反対はしないが高架化を求める」-と三者三様だった。昨年4月の町長選で水川一哉町長が初当選し、同時にあった町議選で議員の顔ぶれも変わったため、町内の意見の一本化を図る会議も重ねられていたが、フリーゲージトレイン開発の遅れやリレー方式での開業決定で中断している。新幹線に合わせ、国道34号バイパス整備を求める声も強い。

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