蒸した茶を乾燥させる手もみを体験しながら香りを楽しむ来場者=嬉野市の湯遊広場

■新茶の香り一足早く、手もみ体験や茶餅に舌鼓

 嬉野市の特産品である茶のイベント「第30回うれしの茶ミット」が1日、同市の嬉野温泉公園で始まった。さわやかな風味が特徴の新茶をシーズンよりも一足早く味わえるほか、茶餅の振る舞い、茶の手もみ体験などさまざまな催しでうれしの茶をPRする。2日まで。

 会場では、ハウス栽培でいち早く手摘みされた新茶を蒸し製玉緑茶と釜いり茶にして、茶農家らでつくる実行委メンバーが振る舞った。「できたての新茶です」「今年もおいしいですよ」などと茶わんを差し出すと、来場者は次々に手を伸ばし香りや味を楽しんでいた。長崎市から訪れた女性(58)は「濃くて深みのある味」と驚いていた。

 そのほか茶のペーストを餅に混ぜた茶餅の振る舞いや、うれしの茶を発酵させて作ったウーロン茶や紅茶の試飲も。2日は、茶と菓子のセットを提供するカフェの出店や、嬉野高の生徒らによるステージなどがある。

 近くの湯遊広場で茶の手もみを体験した石田健くん(6)=福岡市=は「お餅を触っているみたいで気持ちいい。手が葉っぱのにおいになったよ」と喜んでいた。

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