九州電力が30日に発表した2016年4~12月期連結決算は、純利益が前年同期比62・0%増の853億円となった。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が稼働した期間が前年より長くなったことや、燃料価格の下落が寄与した。

 瓜生道明社長は福岡市で記者会見し「熊本地震の影響が大きい中、グループ一体となり費用削減に取り組んだ結果だ」と述べた。好業績を受け、九電は17年3月の期末配当を1株当たり10円に倍増する。川内原発が再稼働した16年3月期に4年ぶりに復配していた。

 売上高は、燃料費調整制度に基づく電気料金の値下げなどが響き、前年同期比0・5%減の1兆3467億円だった。

 九電は同日、17年4月に社内に新設する「送配電カンパニー」の初代社長に山崎尚常務執行役員(63)を充てることも発表した。【共同】

 ■電気料金、3月に62円上げ

 九州電力は30日、3月の電気料金を値上げすると発表した。燃料や原料費の変動に応じて毎月の料金を見直す燃料費調整制度に基づく改定で、標準的な家庭は2月より62円高い5872円となる。

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