■「期限切れ最多」

 政府は30日、2016年度版の食育白書を閣議決定した。食べられるものを廃棄する「食品ロス」の実態調査を紹介。食べないまま捨てることが「よくある」「時々ある」と答えた人は計33・1%に上り、このうち原因(複数回答)に「消費・賞味期限内に食べられなかった」を選んだ人が最多の70・5%だった。

 原因では「購入後に存在を忘れた」が61・1%、「買い過ぎた」も29・7%を占め、家庭が「必要以上に在庫を抱えている」と白書は指摘した。

 調査は3千人を対象に16年11月実施し、6割余りが答えた。別の調査では、食品ロスを減らすため何らかの行動をしている人の割合が15年度は76・4%に上昇し「20年度に80%以上」とする政府目標に近づいたが、実際の結果が伴っていない傾向がうかがえる。【共同】

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