警察庁は25日、交通安全対策を特集した2017年版の警察白書を公表した。年間1万人以上が事故で命を落とした2度の「交通戦争」など、これまでの歴史を振り返るとともに、近年の課題となっている高齢ドライバーによる死亡事故や子どもが巻き込まれる事故について、図表や写真を使って解説している。

 近年は、全体の死亡事故件数が減少傾向にある中、高齢ドライバーによる死亡事故は横ばいが続き、結果として割合が増加。死亡事故の人的要因別では操作不適が最も多く、75歳未満と比べ、75歳以上の高齢運転者はブレーキとアクセルの踏み間違いの割合が高いことを紹介している。

 子どもが被害に遭った事故では、人口10万人当たり死傷者数を年齢別に分析。歩行中に巻き込まれたのは7歳が突出して多く、通学中の事故が多発しているとみられる。事故防止のため、保護者らと連携した児童への交通安全教育を推進しているとしている。【共同】

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