国営諫早湾干拓事業(長崎県)の開門を巡る訴訟で、開門派の漁業者側弁護団が求めていた弁論再開について、長崎地裁が要求を退けたことが1日、分かった。当初の地裁の指定通り、17日に判決が言い渡される。

 漁業者側弁護団は、訴訟で原告となっている営農者側の権利関係が変動している可能性があるとして、3月30日付で弁論再開を申し立てていた。弁護団によると、3月31日に地裁から「再開しないことを決めた」と連絡があったという。

 訴訟では干拓地の営農者らが国を相手取り、開門差し止めを求めている。地裁は昨年1月に和解勧告し、漁業者、営農者、国の3者で協議を続けたが歩み寄れず、地裁は今年3月27日に協議の継続は困難と判断し、判決を言い渡すと決めた。【共同】

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