鶴屋の「肥前ケシアド」(1個173円)

■カボチャと白あんベース

 佐賀市西魚町の御菓子司 鶴屋の「肥前ケシアド」(1個173円)は、シナモンの香りが漂い、カボチャとチーズの素朴な甘さが詰まった一品。江戸時代の菓子「けし跡(あと)」をアレンジして作られた。

 けし跡のルーツは、ポルトガルのチーズ菓子「ケイジャーダ」。チーズが入手困難なため、カボチャで代用した当時のようにカボチャと白あんをベースにしつつ、クリームチーズでなめらかさを加えて再現している。

 創業378年の老舗。代々残されてきた古文書を、食文化の研究家らに解読してもらい、南蛮菓子のレシピが分かった。ポルトガルへ行き、実際にケイジャーダを見て再現に生かした14代の堤光昌さん(69)は「コーヒーや紅茶だけでなく、お茶にも合うので一緒に楽しんでほしい」と話す。

 レトロ感漂う箱もおしゃれで、お土産にもおすすめ。江戸時代から愛されてきた「元祖丸ぼうろ」(12個入り1145円)や「特製かすていら」(2本入り1836円)も人気。

 

店名  御菓子司鶴屋
住所  佐賀市西魚町1番地
(ゆめマートさがの斜め向かい)
営業時間  9~19時
定休日  元日休み
電話  0952(22)2314

 

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