研究集会で話した「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡」の大戸はるみ理事長=佐賀市の四季彩ホテル千代田館

 県内の労働団体でつくる県労働者福祉協議会が1月26日、佐賀市の四季彩ホテル千代田館で研究集会を開いた。各地区の協議会メンバーや生協職員ら50人が、一人親世帯の実態や障害者の就労について学び、格差社会の是正や違いを認め合う社会づくりについて意見交換した。

 集会では、NPO「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡」の大戸はるみ理事長が30年以上の活動経験を踏まえ、「シングルマザーは子どもがいることで仕事が限られ、経済的な困窮が避けられない」と課題を指摘した。障害者ビジネススクール「ユニカレさが」(佐賀市)の大野博之代表は、障害者差別解消法の内容などを説明したうえで、「バリアフリーの対応がないなど合理的な配慮がなされていないため、障害者に働きにくさが生まれている」と指摘。共に生きる社会づくりにはバリアーをなくすことが重要とした。

 参加した連合佐賀の原憲一さんは「組織の一員としてはもちろん地域住民の一人としても、自分が何をすべきか考えさせられた」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加