OB有志が県出身学生らに就職活動に向けてアドバイスした勉強会=東京・小金井市の松濤学舎

 首都圏で学ぶ佐賀県出身者の学生寮「松濤(しょうとう)学舎」(東京都小金井市)が1月28日、就職活動に向けた勉強会を開いた。メーカーや金融、商社などで活躍する寮生OBら約30人が講師を務め、業界の裏話や実際の仕事、就活の心構えをアドバイスした。

 有名企業の第一線で活躍しているOBらが、後輩に「社会人と膝をつき合わせて話す経験を積み、充実した就職活動を送ってもらいたい」と企画した。この日は寮生以外にも県出身の学生を含め約30人が参加した。

 勉強会では寮生が事前に書いた模擬エントリーシートを公開添削し、「エピソードは具体的に。会社が見たいのは何をしたかではなく、何を感じたか。自分がどういう人間か伝えよう」などと助言した。

 その後、業界ごとに分かれて講義があり、会社のカラーや取っておいた方がいい資格など仕事のリアルな実情を本音で伝えた。午前11時から午後6時まで学んだ後は懇親会で酒を酌み交わし、寮生は先輩から刺激を受けていた。

 寮長を務める早稲田大3年の井手亮我さん(21)は「実際に働いている人が何を考え、どう行動しているのか、会社説明会では分からない貴重な話が聞けた。これも同じ郷土という絆があるからで、とても勉強になった」と話していた。

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