日本酒を真剣に味わう佐賀大の学生=佐賀市の佐賀大学菱の実会館

■県酒造組合がセミナー

 若者の日本酒への関心を高めようと佐賀県酒造組合(古賀釀治(じょうじ)会長)は5月30日、佐賀大学菱の実会館で、酒についてのセミナーと利き酒会を開いた。佐賀大の農学部生50人が参加し、和やかな雰囲気で日本酒や焼酎の11種類を味わった。

 参加者は、日本酒の甘辛3種類、製法や原料を区分した4種類(吟醸、純米、本醸造、普通)、本格焼酎の原料の違う4種類を飲み比べた。「香りが強い」「フルーティな感じ」。香りや後味の特徴をとらえて感想を語り合った。

 利き酒は初挑戦という藤原茜さん(21)は「甘い辛いの違いが難しかった。日本酒は高価なイメージであまり飲まないのでいろいろな種類を知ることができた」と満足そうに話した。

 利き酒会とセミナーは、今年で10回目。同組合の古賀会長(68)は「昔に比べ日本酒の種類が広がってきた。若者も佐賀のうまみのある日本酒を味わってほしい」と話した。

 天山酒造(小城市)の杜氏(とうじ)・後藤潤さんの講義もあり、近年力を入れるスパークリング日本酒の開発や製法などを解説した。後藤さんは「ベースの日本酒は炭酸の苦みを考慮し、さわやかな酸味が必要」と話し、醸造学を学ぶ学生たちは熱心に聞いていた。

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