糖化槽と呼ばれるタンクに麦芽を投入する参加者=福岡県朝倉市のキリンビール福岡工場

 キリンビールが47都道府県ごとに地域の特長を生かして手がける「一番搾りプロジェクト」の佐賀県版「佐賀に乾杯」の仕込みが31日、福岡県朝倉市の同社福岡工場で始まった。佐賀県産大麦を100%使った限定生産で、4月4日から県内で販売される。

 この日は仕込みのスタートとなる麦芽投入式があり、抽選で選ばれた県内の24人が招かれた。参加者は「佐賀さいこう!」などと声を上げながら、麦芽を砕いて湯と混ぜ合わせもろみを作る「糖化槽」と呼ばれるタンクに麦芽を入れた。

 参加者には佐賀に乾杯の伝道師の名刺が贈られ、夫婦で参加した佐賀市の女性(47)は「今日の体験をフェイスブックなどで発信し、多くの人に伝えたい」と話していた。

 同プロジェクトの佐賀県版は昨年の「佐賀づくり」に続き2年目。佐賀の料理の甘辛い味付けに合うよう、苦みが強めですっきりした味わいという。

 350ミリリットル缶と500ミリリットルの缶、中瓶で販売し、プロジェクト全体で昨年比2割増の320万ケース(大瓶換算)の出荷を予定している。

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