合宿所を整備するラーメン店跡地。5月上旬に閉店した店舗は取り壊さず、食堂として生かす=基山町宮浦

■来年3月完成予定

 三養基郡基山町は町外からの宿泊需要に応えるため合宿所を新設する。町内には設備の整った体育館や町営グラウンドがあり、九州大会規模のスポーツ大会が多く開かれている一方、民間含め旅館業法の許可を受けた宿泊施設がなかった。来年3月完成予定で、スポーツを柱に交流、滞在人口を増やし地域活性化につなげる。

 合宿所は役場北側で体育館などに近いラーメン店跡地に整備する。町が建物と土地1036平方メートルを買い上げ、調理施設があるログハウスの店舗は食堂に使う。西側に2階建て宿泊棟(延べ床面積360平方メートル)を建設し48人が宿泊可。旅館業法の営業許可も得る予定。

 総事業費は1億3230万円。4800万円を国の地方創生拠点整備交付金で賄い、残りはふるさと応援寄付の基金を充てる。6月議会に予算案を提出する。

 2001年に開館した町総合体育館のアリーナは空調完備で、北部九州総体(13年)のハンドボール会場、昨年7月はバレーボール女子の久光製薬スプリングスの合宿会場になった。町営グラウンドと合わせ九州規模の大会が年間約100件開かれているという。

 まちづくり課の担当者は「交通の便も良く施設も好評を得ているが、宿泊施設がないために滞在時間が短くなっていた。年間を通して合宿誘致に取り組み、地域活性化につなげたい」と話す。

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