25日から26日にかけ、唐津市水道局に「水道水がいつもと違う」と十数件の問い合わせがあった。いずれも浜玉町の住民からで、調べると、海水由来の塩化物イオンが基準値未満の濃度で検出された。

 浜崎浄水場の水源は玉島川で、下流に二つの取水口がある。一つは海岸から1キロしか離れておらず海水の影響を受けやすいため、潮位が高い時は取水を制限する。県北部沿岸には22日から26日まで高潮注意報が出ており、通常なら制限するところだが、水の需給がひっ迫し、大潮の満潮時の取水を余儀なくされた。

 「海水浴シーズンに浜崎祇園祭が重なり、需要が伸びたのでは」と水道局。水は「問題なく飲める」が、別の浄水場から配水するなど緊急措置を講じ、違和感の解消を急いでいる。なぜ河口近くに取水口を設けたのか、住民の疑問は残りそう。

このエントリーをはてなブックマークに追加