■バルーンミュージアム3階、来訪気軽に

 少年の非行防止や犯罪被害支援に取り組んでいる佐賀県警の少年サポートセンターの利用が、県警本部内から外部に移転した昨年10月以降、増加している。年間で延べ約150人だった来訪者が、3月までの半年間で1120人に上り、10倍以上のペースで伸びている。県警は「立ち寄りやすくなり、少年たちの居場所になりつつある」とみる。

 31日の定例会見で発表した。人身安全・少年課によると、佐賀バルーンミュージアム(佐賀市松原2丁目)3階の市青少年センターに移転後、来訪者は1120人、相談件数は117件に上った。来訪者が約150人、相談件数93件だった2015年の年間実績を上回り、電話や面接による相談も増加傾向にある。

 少年たちの居場所づくりの拠点「わだち」(多久市)とは別に、移転先で新たに取り組めるようになった卓球体験や学習支援など少人数の居場所づくり活動は半年間で計33回実施され、延べ51人が参加した。

 同課の桑原宏樹次席は「ここを頼ってくる少年や保護者が笑顔になり、非行の抑止や被害者の立ち直りにつながるように、施設を効果的に使って支援していきたい」と話した。

 センターには、警察官2人と青少年支援の専門知識を持つ少年補導職員4人が配置されている。個室の相談室や多目的室、調理室がある。

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