長崎県の中村法道知事は26日、東京・永田町の議員会館を訪れ、九州新幹線長崎ルートの整備方針を議論している与党プロジェクトチーム検討委員会のメンバーらと相次いで面談した。検討委は8月中にもフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)導入の可否を含めた今後の方針を決める予定で、それを見据えた動きとみられる。

 検討委は25日にJR九州から意見聴取、同社はFGTについて「現時点での導入は困難」と事実上の断念を表明した。28日は佐賀、長崎両県の知事が意見を述べることになっている。

 中村知事は取材に対し、検討委のメンバーらと「主に新幹線の話をした」と明かした。開業に向けたまちづくりが進む長崎県側では全線フル規格化を求める声が強いが、中村知事はこれまで「FGTの導入が難しいならば、あらゆる選択肢を検討する必要がある」と述べるにとどめている。JR九州の導入断念を受け、28日にどういった主張をするのかが焦点になる。

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