農業・食品産業技術総合研究機構とサントリーのチームが開発した青い菊(手前)を使った花束(同機構の野田尚信上級研究員提供)

 切り花としてよく利用される菊に、色素を作る遺伝子を組み込み、青い花を咲かせることに成功したと、農業・食品産業技術総合研究機構とサントリーのチームが26日付の米科学誌サイエンスアドバンシズに発表した。

 これまで紫の菊は作られていたが「真っ青」は難しかった。商業化はまだ先だが、新色の開発で花束のデザインの幅や用途が広がりそうだ。

 菊は、バラやカーネーションと並び世界的にも「三大切り花」と呼ばれる。国内出荷量の4割を菊が占める。チームは、青い花をつけるカンパニュラとチョウマメから、青い色素を作る二つの遺伝子を取り出し、ピンクの花の菊に組み込んだ。遺伝子をうまく花びらで働かせることで青い菊ができたという。【共同】

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