「今回は少年時代の暮らしを振り返ることに重点を置いた」と話す定松さん=白石町

 白石町周辺の話題を届ける地域情報紙「ちんちろまい」を発行している定松克己さん(59)=同町=が、同紙の人気コーナー「特選方言講座」の第2集を出版した。定松さんの少年時代のエピソードを中心に、昭和の生きた方言や人情、暮らしぶりを紹介している。

 定松さんは白石町の商店街を活気づけようと、2012年3月に同紙を創刊した。「廃れつつある方言を伝えよう」と創刊当初から続ける方言講座では、定松さんが実際に見聞きした方言を紹介。昨年1月に出した第1集はこれまでに1500部ほど売れた。

 第2集は、書き下ろしを含めた50話を収録した。タイトルの「おおど坊のひけし坊」は普段は大騒ぎをしながらも、実は臆病な子どもを表す方言。少年時代にそんな一人だったという定松さんが、2人の兄と一緒に弁当箱に家畜のふんを詰めるいたずらをした話や、小学校の授業で花壇に肥やしを運んだエピソード、車の方向指示器が「アポロ」と呼ばれていたことなどを記している。

 本はB5判約50ページで1冊500円。鹿島市のJR肥前鹿島駅構内などで販売している。第1集は1冊400円。代引きでの発送も可。問い合わせは定松さん、電話090(9603)5279。

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