インターネット検索サイト「グーグル」を装ったメールを送り付けて、スマートフォンなどがウイルスに感染したと思わせ、対策費用名目で現金をだまし取ったとして、警視庁と静岡県警は26日までに、電子計算機使用詐欺と詐欺の疑いで、東京都豊島区南長崎、会社役員の容疑者(35)ら男2人を逮捕した。逮捕は24日。

 警視庁サイバー犯罪対策課によると、メール送信はショートメッセージサービス(SMS)も利用。SMSを使って偽サイトに誘導する「スミッシング」と呼ばれる手口の詐欺事件の摘発は全国初という。

 これまでに30万件以上のメールを送信。少なくとも2016年春以降に千人以上がだまされ、被害は2千万円以上とみられる。

 メールにはURLが記載されており、接続した被害者をグーグルとよく似た偽のサイトへ誘導。ウイルスに感染したが既に駆除したとのメッセージが表示され、今後の対策として、架空のウイルス対策ソフトを販売すると持ち掛けていた。

 男らはオークションやフリーマーケットのサイトに出品した無関係のネックレスなどの商品を自ら落札。それらの代金をウイルス対策ソフトの費用と思い込んだ被害者に支払わせる手口で現金を回収していた。【共同】

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