佐賀労働局が31日発表した佐賀県の2016年12月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1・18倍だった。10月の1・20倍に次ぎ過去2番目の高さで、9カ月連続で1・1倍台以上になったのは初めて。

 新規求人倍率は前月から0・34ポイント上昇して1・88倍。バブル景気の1990年9月(1・99倍)に次ぎ、91年11月(1・88倍)と同じ高水準となった。

 産業別に新規求人数を前年同月と比べると、建設業が23・3%の大幅増。新型車増産で自動車部品関連の求人が押し上げ、製造業も16・8%増だった。

 正社員有効求人倍率は前年同月を0・16ポイント上回る0・79倍で、現在の基準で調査を開始した2005年以降最高となった。

 同局の担当者は、人手不足が解消しない現状について「団塊の世代の大量退職をカバーする若い働き手が少ない」と指摘している。

 同時に発表した2016年の有効求人倍率は前年から0・18ポイント上昇して1・11倍だった。7年連続で上昇し、過去最高を記録した1990、91年と同じ数値だった。

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