玉江遺跡で発掘された銅鉾(手前)など貴重な資料が並ぶ企画展「たけおのお宝」=武雄市図書館・歴史資料館

 武雄市で出土した文化財を紹介する「たけおのお宝 Part1」が、武雄市図書館・歴史資料館で開かれている。ほぼ完全な形で出土し、今も鈍く輝く銅鉾(どうほこ)など、武雄の歴史を探る貴重な資料約100点を展示している。16日まで。

 弥生から平安時代までの11遺跡から出土した青銅器や鏡など県、市指定の文化財が並ぶ。

 玉江遺跡(橘町)で出土した銅鉾は黒みがかった緑色で長さ80・4センチ。福岡平野でつくられて広がったとみられる中広形で、弥生時代の祭器の波及や祭祀(さいし)圏を考える上で貴重な資料になっている。

 潮見古墳(橘町)の出土品は武具や馬具などで、この地域を統括する長が埋葬されていたことを示す資料。中でも馬具類は6世紀中ごろの騎馬風俗を知る貴重な資料で、馬が走るたびに鳴る飾り金具「馬鐸」や、轡(くつわ)に取り付ける「轡板」などが並んでいる。

 このほか、6匹の獣が環状に並ぶ「変形獣帯鏡」(矢ノ浦古墳)などの鏡類も。武雄の歴史を知る数々の資料が並ぶ。8日午後1時半からギャラリートークがある。

このエントリーをはてなブックマークに追加