佐賀工 陸上 九州総体・優勝

清和 陸上 九州総体・初優勝

鳥栖商 テニス

唐津東 弓道

佐賀東 なぎなた

■佐賀工 陸上 九州総体・優勝

 九州総体において、佐賀工業高は400メートルリレーで優勝し、全国総体への出場権をつかんだ。メンバーは3年の園田拓海選手、吉永瑛治選手、中村玲雄選手、2年の堤紘熙選手の4人。

 園田選手は「優勝は果たせたものの記録の上では満足いくものではなかった」と語った。九州総体での41秒16という記録は、県総体決勝での41秒12という県高校記録に0.04秒及ばなかったからだ。選手らは「個人の能力の向上」や「バトンパスを完璧にする」といった課題を見つけ、それを改善し全国で戦うという。全国に行ってもまだ満足せず、さらなる高みを目指そうとするその姿勢に感銘を受けた。

 400メートルリレーで全国総体に行けるという感動を誰に伝えたいか聞いたところ、全員が即答で「現顧問の丸小野先生にはもちろんのことだが、去年まで顧問でお世話になった山下和幸先生に!」とのことだった。園田選手と中村選手の二人は、昨年もリレーのメンバーとして山下先生に指導していただいたということで、特に感謝しているようだ。

 最後に「佐賀県の陸上界を驚かせるような記録を残したい」と園田選手は言う。県総体で好タイムを叩きだした4人にさらなる期待が高まる。(文・山口侑里子、山崎星哉 動画・本村琉樹)

■清和 陸上 九州総体・初優勝

 清和高陸上部3年の横畑安笑選手は、6月3日から行われた女子100メートル障害で大会新記録となる14秒40をマークし、優勝を果たした。そんな横畑選手、実はスポーツ貧血という持病を持っている。プロスポーツ選手にも多いこの貧血の影響で、長時間の練習が続かないという。それでも県総体で結果を残し、全国総体に向けて努力を続けている。

 6月19日、九州総体の100メートル障害でも優勝を果たした。しかし2.9メートルの逆風で14秒68とタイムは伸びなかった。インターハイでの目標タイムは日本ジュニアユース標準記録の14秒20。これを達成するために、最近では100メートルのスプリント強化に取り組んでいる。全国総体は7月29日から岡山県のシティライトスタジアムで行われる。(文・本野昭登、樋口智也)

■鳥栖商 テニス

 鳥栖商業高女子テニス部は、島根県松江市で8月2日から開催される全国総体に団体と個人で出場する。

 県総体では粘りのプレーを展開し、3年ぶり2度目の団体優勝。また、個人シングルスで3年の佐藤成美選手が優勝、3年の白武七海選手が準優勝。さらにダブルスでもこの二人のペアが優勝を果たし、念願の完全制覇を成し遂げた。

 主将でもある佐藤選手は県総体を終え、「2年間達成することのできなかった優勝をし、優勝旗を持ち帰ることができてよかったです」と話した。全国総体へ向け「初戦突破を目標に、一つでも多く勝てるよう頑張りたいです。今まで応援やサポートをしてくれた方への感謝の気持ちを忘れず、勝利を目指して恩返ししたいです。皆さん応援よろしくお願いします」と意気込む。

 気温30度を超すテニスコートでの取材だったが、選手たちは元気いっぱい。目標通り、県代表として1勝でも多く勝ち進んで欲しい。(文と撮影・田中愛莉)

■唐津東 弓道

 唐津東高女子弓道部が県総体4年連続8度目の優勝を達成した。試合では3本目まで相手チームと同じ的中数だったが4本目を決めて勝利を収めるという厳しい場面もあった。試合中は横のつながりを大切にして流れを意識した。優勝時の心境を3年の田中絢子選手は「すぐに実感がわかなかったが、優勝できてほっとした」と語る。

 女子弓道部は先輩と後輩の仲が良く、それは練習にも表れている。練習の時は的に意識を集中させるため、自分で見ることができない右半身を先輩後輩関係なく確認し合い、お互いに高め合っているという。現在は全国総体に向け、緊張した状況でも的に当てるために、基礎から見直しているそうだ。顧問の井手崇裕先生は「最後の一射まで『成長したい』という気持ちで磨き上げてほしい」とエール送る。

 8月3日から鳥取県立武道館で全国総体が始まる。弓道部は部員全員で決めた「妥協は敗北」という言葉と築き上げた信頼関係を胸に日本一への的を狙う。(文・福田真依 撮影・草場貴文 取材・放送部8人、写真部6人)

■佐賀東 なぎなた

 佐賀東なぎなた部は県総体で4年連続23度目の優勝を果たし、全国への切符を手にした。

 4連覇の道のりは短くなかった。他の部活が休みの時もなぎなた部は練習を続け、「27時間練習」にも取り組んだ。文字通り27時間練習し続けるという、心身共に限界に近いものだ。顧問の野口みや子先生の「メンタルが弱かったし、何かを達成する喜びを味わってほしかったから」という思いをきっかけに始まった。

 主将の加藤瀬里奈選手は県総体で優勝できた理由を「技術面で負けていたけど、周りの応援のおかげで諦めず、最後まで戦い抜くことができたから」と語る。しかし九州総体では予選敗退。「その悔しさをバネに全国総体で頑張りたい」と意気込む。

 なぎなたは武道の一つ。競技を通して精神が磨かれることで、社会に出ても恥ずかしくない礼儀作法も身に付く。加藤主将はチームをまとめる秘訣(ひけつ)を「声を出すことと、伝えなければならないことは厳しく言うが、フォローもすること」と話す。誇れるところは「チームワークの良さ」で、全員が一丸となって佐賀東高なぎなた部を作り上げている。県トップのチームは一人一人の支えをとても大切にしていた。

 諦めずに努力を続けるなぎなた部の活躍に期待したい。(文・吉岡遥香)

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