佐川急便は26日、一般的な宅配便「飛脚宅配便」の基準運賃を11月21日から値上げすると発表した。値上げ幅は最大230円。ドライバー不足や再配達の増加を背景に、集配コストが増加しているため。値上げは2004年に現行の運賃体系にしてから初めて。

 飛脚宅配便の運賃値上げは荷物の3辺合計が100センチまでのサイズ以上が対象。値上げ幅は全国一律で100センチサイズが60円、140センチサイズが230円、160センチサイズが180円。140センチサイズを関東から関西に送る場合、運賃は現行の1550円から1780円に上がる。

 160センチを超える荷物向けの「飛脚ラージサイズ宅配便」も平均17・8%の値上げとする。低温輸送にする場合に飛脚宅配便の運賃に上乗せする料金も引き上げる。100センチサイズを関東から関西に送る場合の「クール料金」は250円から400円となる。

 佐川の宅配便は企業間や企業から個人への配送が中心で、個人間で送るケースは少ない。ただ企業向け運賃も基準運賃を参考にして設定されるため、影響が出そうだ。運送料金を巡っては、宅配便最大手のヤマト運輸も10月から個人の荷物を運ぶ料金を平均15%程度値上げする。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加