フィリピン軍報道官は31日、首都マニラで記者会見し、戒厳令が出ている南部ミンダナオ島マラウイでのイスラム過激派掃討作戦が9割方、完了したとの見方を示した。一方、過激派は市民を人質にしているもようで、軍と警察が救出を急いでいる。政府軍とイスラム過激派との交戦は23日に発生。アベリヤ大統領報道官によると死者は129人に達した。内訳は市民が19人、軍・警察が21人、過激派が89人。

 インターネット上には、過激派の人質になったとされる神父が、人質は子どもも含めて200人いることや、過激派がマラウイからの政府軍撤退を求めていることを話す映像が公開された。これに対し、軍報道官は31日「過激派のプロパガンダだ。人質の人数は定かではない」と述べつつも、人質救出に全力を挙げる考えを示した。【マニラ共同】

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