■19年までに

 1979年に米史上最悪の炉心溶融事故を起こしたスリーマイルアイランド原発(ペンシルベニア州)の完全な閉鎖が決まった。事故を起こした2号機は既に廃炉決定済みだが、運営会社の米電力大手エクセロンは30日までに、残る1号機についても採算悪化を理由に2019年9月末までに閉鎖すると発表した。

 2号機は90年に溶けた燃料の取り出しを終えており、1号機の閉鎖後に廃炉作業に入る予定。1号機は34年まで運転が許可されているが、電力のエネルギー源として競合する「シェールガス」の価格低下などで競争力を失っており、こちらも廃炉に向かうとみられる。

 ロイター通信などによると、1号機は約80万世帯分の電力を供給し、675人が働く。採算悪化などで過去7年間に計8億ドル(約890億円)の損失が出ているという。【ニューヨーク共同】

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