13日、韓国北東部の束草でスマホを手に「ポケモンGO」で遊ぶ若者たち(聯合=共同)

 【ソウル共同】任天堂などが開発し米国などで爆発的にヒットしているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が、サービスの対象国になっていない韓国の一部地域で利用できると評判になっている。韓国メディアは14日までに、北東部の北緯38度線より北の港町、束草(ソクチョ)などで若者がスマホを片手に歩き回っていると報じた。9面参照 

 ポケモンGOは、衛星利用測位システム(GPS)とグーグルの地図情報を利用し、スマホ画面で架空のキャラクターを捕らえて集めるゲーム。

 韓国メディアによると、韓国政府は安全保障上の理由で、精密な国内地図データの国外持ち出しをグーグル側に認めていないため、海外にあるゲームのサーバーに韓国の地図データを取り込めない。

 束草などでゲームができるのは、グーグル側が、38度線より北や周辺海域を韓国外の地域と設定したデータを運用しているためではないかとの見方があるが真偽は不明。日本海の韓国領、鬱陵島(ウルルンド)や黄海のペンニョンドでもゲームができるという。

 朝鮮半島は1945年に38度線で南北に分断されたが、53年の朝鮮戦争の休戦協定で現在まで続く軍事境界線が引かれた。束草など半島東端は38度線より北に位置しているが、韓国領になった。

 韓国でポケモンGOのサービスが行われるかどうかは未定という。

このエントリーをはてなブックマークに追加