唐津市の名護屋漁港に金塊約206キロが小型船で密輸された事件で、佐賀地検は27日、関税法違反(無許可輸入)の疑いで、10人目に逮捕、送検された木下先義会社役員(51)=東京都墨田区=を処分保留で釈放した。勾留期限までに起訴する証拠が集まらなかったと説明し、処分は後日判断する。

 大山輝幸次席検事は「現時点までに収集した証拠によって、犯罪を証明できるという判断には至らなかった」と述べた。

 男性は5月30~31日、9人=関税法違反などの罪で起訴済み=と共謀し、東シナ海の公海上で国籍不明の船から積み替えた金塊を陸揚げしたとして、今月6日に逮捕された。

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