福岡市内にある佐賀銀行の2支店に侵入し、うち1店から現金5430万円を盗んだとして、建造物侵入と窃盗などの罪に問われた元行員の吉田淳被告(43)の公判が27日、福岡地裁(岩田淳之裁判官)であり、被告は事件への関与を一転して認めた。

 起訴内容の一部変更に伴い、この日の公判で改めて罪状認否をした。吉田被告は「事件に関し、共に起訴された男と話をした」と認め、弁護側も「共謀があったことは争わない」とした。被告は当初、関与を否認し、無罪を主張していた。

 起訴状によると、被告は知人の服部龍二被告(36)=窃盗罪などで公判中=らと共謀。昨年10月、佐賀銀行干隈支店(城南区)に侵入して5430万円を盗んだほか、昨年8月には盗み目的で箱崎支店(東区)に侵入したとしている。

 福岡地検は27日、銀行が管理していた高額預金者の個人情報を服部被告に渡したとして、不正競争防止法違反(営業秘密開示)の罪で吉田被告を追起訴した。【共同】

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