21日の中国戦でスパイクを放つ野本=香港(ゲッティ=共同)

 バレーボールの日本女子は23日まで行われたワールドグランプリ1次リーグを6勝3敗の6位で終え、決勝大会進出は勝ち点の差で逃した。中田久美監督は「(戦う集団としては)まだまだだが少しずつ成長しているように見える」と語った。

 第1週では敵地でオランダをフルセットの末に下した。翌週の仙台大会では世界ランキング4位のブラジルを6年ぶりに破り、香港大会ではリオデジャネイロ五輪銀メダルのセルビアを0-2から逆転した。フルセットで5勝と粘り強かった。

 5月に始動した新チームは代表経験の少ない選手が多い。中田監督は外国勢のパワー、高さに対し、まずはサーブレシーブなど守備の安定を図った。23日のロシア戦で活躍した野本梨佳(久光製薬)は「サーブレシーブからセッターにいいパスが入って相手の攻撃を一回で切れるとリズムに乗れる。その展開に持ち込めると強い」と手応えを話した。

 木村沙織が引退し「絶対的なエースがいない」(監督)という状況で21歳の古賀紗理那(NEC)26歳の石井優希(久光製薬)には新エースとしての活躍が期待される。香港でのセルビア戦では前日から不調だった古賀を最後まで起用した。「これからもどんどん成長していってもらえるようにサポートしたい」と今は経験を積ませてレベルアップを促していく。【共同】

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