早稲田大の第2代学長を務めた天野為之

■唐津商議所会頭 宮島清一氏が講演 18日、古代の森会館で

 明治期を代表する唐津出身の経済学者で早稲田大学第2代学長の天野為之(1860~1938年)の思索に迫る講演会「天野為之と現代」が、18日午後2時から唐津市鏡の古代の森会館で開かれる。唐津商工会議所会頭で宮島醤油社長の宮島清一氏(66)が講師を務める。

 天野は唐津藩主のお抱え医師の子で、明治初期の英学塾「耐恒(たいこう)寮」や東京帝国大学などで学び、25歳で日本初の本格的な経済学教科書「経済原論」を刊行。経済学者、教育者以外にも、現在も続く「東洋経済新報」の編集主幹として時事評論を手がけている。講演では天野の生涯と経済思想を振り返り、現代社会はどうあるべきかを探る。

 講師の宮島氏は郷土史への関心が深く、冊子「耐恒寮の少年たち」で天野らを紹介している。歴史講座は鏡公民館が11年前から取り組み、今回が177回目。年度初めの講座は数多くの市民に聴講してもらおうと力を入れている。

 入場無料。問い合わせは鏡公民館、電話0955(77)0510。

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