■上半期の交通事故件数

 佐賀県警は、2016年上半期の交通事故の発生状況をまとめた。6月末までに県内で発生した人身事故は3630件で、前年同期に比べて597件(14・1%)減少、死者数や負傷者数も減っている。

 県内では人口10万人当たりの事故発生件数4年連続ワーストからの脱却に向け、さまざまな啓発活動が展開されており、県警は「ドライバーの意識の変化が徐々に表れてきているのでは」とみている。

 県警によると、人身事故の減少率は全都道府県中16位で、前年同期の43位から大きく上昇した。死亡事故は16件で前年同期に比べて9件減り、死者も8人減の17人だった。負傷者は813人(14・4%)減の4815人だった。

 人身事故の原因別でみると、追突が最も多い1649件で、45%を占めた。死亡事故では、交差点や路上でのドライバーの前方不注意が多かった。一方、飲酒運転の摘発数は前年より51件少ない70件で、42・1%減少した。

 交通企画課は「人身事故の減少に特効薬はない。ワースト脱却に向け、県や市町と連携した地道な取り組みを重ねていきたい」と話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加