製品評価技術基盤機構(NITE)は27日、ノートパソコンやスマートフォンなど、リチウムイオン電池を内蔵した製品の発火、発煙事故が、3月までの5年間に少なくとも274件あったと発表した。事故は増加傾向にあるとして注意を呼び掛けている。

 内訳はノートパソコンの電池の発火、発煙が110件で最多。携帯端末の充電用のモバイルバッテリーが108件、スマートフォンが56件あった。発火、発煙時の状況は「充電中」と「充電しながら使用中」の合計が約半数を占めた。

 NITEが原因調査を終えた163件のうち、製造中に異物が混入するなど、製品の不具合が127件あった。使用者の誤使用や不注意などは8件で、28件は原因不明だった。2013年には北海道で、20代の男性がズボンのポケットに入れていたモバイルバッテリーが突然、破裂して発火。男性は重いやけどを負った。

 NITEによると、製品に問題がなくても、誤った方法で充電したりすると出火原因になる。【共同】

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