昨年12月に実施した合同学習会で全員合格を誓い合った嬉野高社会福祉系列(画面左手前)と神埼清明高社会福祉系列の3年生=神埼市の神埼清明高(提供写真)

■就職進学と同時進行

 在学時に介護を学んだ嬉野高と神埼清明高の生徒が、介護福祉士の国家試験に全員合格し、学びやを巣立った。全員合格は嬉野が8年連続、神埼清明が3年連続。就職や進学試験と同時進行の挑戦で、生徒らは「人生で一番勉強した」と達成感に浸った。

 嬉野高は社会福祉系列の18人が受験。夏から宿題で試験対策に取り組み、11月から授業や放課後の模擬試験で本格的な対策に入った。中島和美教諭は「プレッシャーをかけないようにしたが、本人たちは感じていたはず」と、連続全員合格の重圧に打ち勝った生徒たちをねぎらった。福岡の短大で保育士を目指す小野原奈々さん(18)は「ほかの17人がいたから頑張れた」と仲間への感謝を語った。

 神埼清明高は社会福祉系列の13人が挑戦。手作りの問題集や模擬試験、嬉野高との合同勉強会などで努力を重ねた。点数が伸びず落ち込む生徒に仲間が声を掛け合い、教え合った。原慶介教諭は「しっかりした知識を持って質の高い支援ができるのでは」と、今後の活躍に期待した。

 福祉系高校の生徒は実技試験免除で、筆記試験は1月に実施。全受験者の合格率は72・1%(14・2ポイント増)。福祉系高校は73・9%だった。

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