国際交流を目的としたゲストハウス「HAGAKURE(はがくれ)」の壁画を描くミヤザキケンスケさん(右)=佐賀市神野東

9日オープンする「HAGAKURE」のオーナーの岩永邦清さん(左)と店長の髙瀬伶さん=佐賀市神野東

■熱気球や反射炉、画家ミヤザキさんが壁画

 佐賀駅北口から徒歩5分の佐賀市神野東に佐賀インターナショナル・ゲストハウス「HAGAKURE」が9日にオープンする。国内外の宿泊者と地域の人が交流できる場所を提供し、佐賀の良さを伝えていく。空き物件を活用した施設で、同市出身の画家ミヤザキケンスケさん(38)もリノベーションに参加。「宿泊客が絵から佐賀の良さを探してほしい」と、壁に佐賀の名所などを描いた。

 延べ床面積約120平方メートルの木造2階建て。2階は6人部屋と女性専用の4人部屋がある洋室(一人3500円)と、有明海の土が塗られた壁や障子に名尾和紙が貼られた6畳の和室(一人4000円)があり、和室は1万円で人数に関わらず貸し切りにできる。1階は朝と昼はコミュニティスペースとしてPTAや自治会なども利用でき、夜は日本酒を楽しめるバーに変わる。

 オーナーの岩永清邦さん(33)は「佐賀は長崎と福岡で通過されがち。ゲストハウスが佐賀を訪れるきっかけになれば。空き家問題の解決の糸口にもしたい」。既存の家具などを生かし、クラウドファンディングで集めた資金でリフォームした。

 ミヤザキさんは1、2の両日、壁画を描くワークショップを開いた。佐賀藩の武士道書「葉隠」にちなんで壁全体に葉っぱの絵をちりばめ、熱気球や反射炉など佐賀の名物を描いた。「壁画は生活の中に残していくもの。自分の描きたいものだけ描くのではなく、生活する人の空気に定着するような絵にしたい」と意気込み、参加者約55人と鮮やかな色をつけていった。

 問い合わせはゲストハウスHAGAKURE、電話0952(97)7384。

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