オリーブの苗木を懸命に植える参加者たち=鹿島市高津原

 地域活性化や緑地の保全を目的とした「オリーブの風」農園が2日、鹿島市高津原の蟻尾山公園に開園した。県内各地から家族ら約50人が参加し、「大きく成長して」と願いを込めながら100本の苗木を1本ずつ植え込んだ。

 農家の高齢化や後継者不足が原因で増えている荒廃地を減少させていく活動の一環。水はけや日当たりなど生育に適した農地を選定、収益性や労働力の軽減が見込めるオリーブの栽培を行った。

 好天に恵まれた中、参加者たちは協力して土壌を耕し、苗木を丁寧に植樹した。家族で参加した佐賀市の梅野朱良さん(9)は「土を盛る作業が楽しかった。いっぱい実がなってほしい」と笑顔を見せた。

 農園開設を主催したNPO法人プロジェクトさがの伊藤豊理事長は「今後、地元の観光農園として発展していくことができればうれしい」と話した。オリーブの収穫は3、4年後の予定で、今後も鹿島市内を中心に植樹活動を続けていく。

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