佐賀県内の橋やトンネルなどの保全について、国や県、市町が情報交換する会議が15日、佐賀市の佐賀国道事務所で開かれた。点検の実施状況などを報告し、熊本地震の被害を例に耐震補強の重要性も確認した。

 笹子トンネル天井板崩落事故(山梨県)を受け、2014年度から省令で全ての橋やトンネルで5年に1回の近接目視点検に取り組んでいる。会議では、2年間で橋(1万2757カ所)は35%、トンネル(54カ所)は39%、歩道橋・標識(256カ所)は51%で点検を実施したと報告した。

 昨年度は、唐津市浜玉町の花峰橋の路面や橋桁の中央部に亀裂が見つかり、通行止めにして補修した。

 国交省九州地方整備局の職員は、熊本地震で熊本、大分両県の緊急輸送道路の橋12カ所が損傷でなかなか復旧できなかったことを説明した。高速道路や鉄道にまたがる橋は優先して耐震補強を進めるよう呼び掛けた。

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