老朽化のため移転改築し、農業振興の新たな拠点として期待が寄せられる佐賀県JA会館=佐賀市栄町

 老朽化に伴い、移転新築した佐賀県JA会館の落成式が1日、佐賀市栄町の現地で行われた。入居するJA佐賀中央会など4団体が農業振興の拠点としての発展を誓った。JAバンク業務を担う佐賀信連から順次移転を開始し、3月中に完了する予定。

 移転先は現会館の東側で、3446平方メートルの敷地面積に鉄骨造6階建て、延べ床面積は1万213平方メートル。総工費は非公表。築47年の現会館は現行の耐震基準を満たしていないため、建て替えた。昨年4月の熊本地震で当時のJA熊本県中央会が被災し、立ち入りが制限されて復旧に支障が出たことも踏まえ、新館の完成を急いだ。

 落成式には施工業者含む関係者約70人が参加。JA佐賀中央会の中野吉實会長が「事業の継続、グループ内の連携強化、コスト低減を重視して建設を進めてきた。新会館を拠点に農協組織の自己改革を実行していく」とあいさつした。

 新会館には佐賀信連、共済連、中央会、JAさがが入居、約600人が勤務する。現会館は4月から解体作業に入る予定で、跡地は駐車場となる。別館は改修工事を行った上で農協観光や畜産協会など、関連団体の事務所や会議室などとして利用する。

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