ドラッグコスモス唐津千代田店の出店地(手前)。右手奥には唐津城が見える=唐津市千代田町

■旧城下の景観に配慮

 唐津市の中心部、千代田町に「ドラッグコスモス唐津千代田店」の出店を進めるコスモス薬品(本社・福岡市)は店舗外観について、旧城下の景観に配慮した色にする方針を明らかにした。京都や奈良で採用している焦げ茶色を候補に挙げている。

 建設地は曳山通りに並行したメインストリート沿いで、JT唐津営業所跡地に2階建て、フロア面積1324平方メートルの店舗を計画。8月上旬の開店を予定している。

 唐津市は城内地区と唐津くんちの曳山巡行路一帯の景観を守るルールを策定中で、「対象区域外だが、唐津城を眺望できる重要な場所」(市まちづくり課)として、大規模小売店舗立地法に基づく1月末の地元説明会の席上、景観への配慮を求めた。

 同社は九州一円から近畿まで店舗を展開し、ピンクを基調にした外観が多い。要望に対し担当者は「どのような色が好ましいか個別に対応しており、ルールや条例があるならそれに沿った対応をしたい」と述べ、「京都の事例」を挙げた。

 景観ルールでは城内地区は「落ち着いた色」、曳山通りは屋根を「黒や濃いグレー」、外壁は「白、灰、茶色を基本」としている。同課は「地域一体となった景観保全の一つの事例となるよう、協議を進めていく」と話す。

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