筋膜を解きほぐすポーズを実演しながら講演する竹井仁教授=サンメッセ鳥栖

 肩こりや腰痛を改善する「筋膜リリース」の提唱者で、テレビでもおなじみの竹井仁・首都大学東京大学院教授が1月29日、サンメッセ鳥栖で講演した。自分で筋膜のねじれをリリース(解きほぐす)することで症状を改善できると解説した後、来場者と一緒に筋膜をほぐすポーズを実演してやり方を伝授した。

 竹井さんは「ためしてガッテン」など多数の番組に出演している。講演では番組でのエピソードを織り交ぜ、会場を沸かせながら分かりやすく説明した。

 竹井さんは、人は二足歩行するようになって首から肩にかけての筋肉で、重さ5キロの頭と両方で8キロある両腕を支えなくてはならなくなったり、猫背など不良姿勢のまま仕事で長時間同じ姿勢を続けたりするようになったことなどが肩こりや腰痛の原因と指摘。体全体を包み3次元的に入り組んでいる筋膜のねじれを元に戻し、筋肉が正しく動けるように解きほぐしてあげることで症状を改善できると話した。

 解きほぐしのポイントとして、無理に伸ばしたり痛みを我慢したりしないで、「どこが硬く緊張しているかを感じ取りながら90秒以上かけてゆっくり」行うように勧めた。

 ステージに写真を映し出して来場者と一緒に解きほぐす基本ポーズを実演。「一日に午前、午後、入浴後の3回行うのが良い」とし、食事や入浴の留意点についても説明した。

 講演は県理学療法士会学会の県民公開講座として開かれた。

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