参道から本殿に続く97段の階段を、地域の人たちの願いや思いを書いた灯ろうで飾る企画を進めている佐藤さん=大町町の福母八幡宮

■福母八幡宮の佐藤宮司が企画

 「地域の人が思いを寄せた灯ろうで町の未来を照らしたい」と、大町町の福母八幡宮の佐藤美波(みなみ)宮司(26)が八幡宮の七夕祭りに合わせて「灯ろうの夕べ」を計画している。インターネットを通じて賛同者から資金を募るクラウドファンディングを始めている。

 七夕祭りは8月6日午後5時半から。祭典やそうめん流し、大正琴や浮立など地域の人たちが出演する舞台イベントの後、午後8時ごろから灯ろうに点灯する。灯ろうには願いや思いを書いた和紙を張り、参道から本殿に続く97段の階段の両端に置く。願いは宮司が祈念する。和紙の灯ろうに加え竹灯ろうも境内に飾る。

 佐藤さんは祖父(故人)が福母八幡宮の神職で、大学で神道文化学を学び2年前に宮司になった。「神社の仕事を通じて地域に貢献したい」と、子どもを含め多くの町民が集まることができる「灯ろうの夕べ」を考えた。

 クラウドファンディングは、クラウドファンディング活用サポートセンター佐賀が運営する「FAAVO佐賀」を活用。20万円を目標に6月いっぱい行う。賛同金は500円から5万円まで5種。返礼は、お礼のメール▽短冊に願いごと▽灯ろうに願いごと▽オリジナル御朱印帳贈呈▽境内への桜の植樹-がある。

 佐藤さんは「未熟な神職が町を盛り上げようと考えた企画を知ってもらい、支援をしてもらえれば」と賛同を呼び掛ける。問い合わせは福母八幡宮、電話0952(82)2568。

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